感動があった
僕は頭と首の治療が本当に好きです。大学を出て、すぐに鍼灸マッサージの専門学校に行きました。まだ専門学校が始まる前に、その時きっと一生懸命考えたのです。学校に行きながら修行をしなくてはと。そこで、名古屋市の電話帳を開いて、千種区のページを見て電話をしていた。「一人でやっているから雇えない。」「ごめんなさい。」といわれる中で、「中村区栄生に『長生治療院』があるから、そこに行くといいよ。」と言われ、素直に僕はそこに電話をしました。長生治療院の院長先生は、僕が何者かも聞かず「いらっしゃい。」とお誘いをくださいました。僕は人の出会いに本当に恵まれている。長生治療院の修行は、とてもいい経験でした。いろんあことがありましたが、全てが自分を支える経験になっています。中でも入門性の僕に、長生治療院１３年のベテランの先生お二人に首の治療を１５分ずつしてもらったことは、何者にもかえがたい大切な宝物です。ただただ、感動しました。
僕がずっと首の治療にこだわり、丁寧な治療ができるのもこのお二人の先生の治療を受けたからです。一人の先生は天才肌です。また一人の先生は職人肌の先生です。最高でした。
人は、感動したことで動くものかもしれません。
感動といえば、上記の専門学校の時代、豊橋山岳会の市民登山に参加し、北アルプス表銀座縦走を経験しました。雷の怖さにただ驚き、槍ヶ岳の北釜尾根の壮大さに、ただただ感動しました。その後、親しい山の店の店長に連れて行ってもらい槍ヶ岳北鎌尾根をあるいたことも、大感動でした。新田次郎の「孤高の人」で感動した話の舞台を歩くことができ、大自然の怖さ、神秘的なまでもすばらしい大きな山を歩いている自分がうれしかったものです。
本当にたくさんの感動がありました。
感動しないときもあります。が、気がつくと感動している自分がいます。
